2007年8月30日木曜日

三池監督咆える

ちょっと前の朝日新聞に、面白い記事があったんで、ご紹介。
新作のプロモーションで、タランティーノと三池監督が、一緒にインタビューを受けてまして。で、タランティーノは全然イイこと言ってないんですが、三池監督が、なかなか熱く語ってます。

以下引用でっす。

(自作に出演してもらって)タランティーノ出演というのは僕らの夢。映画は人に夢を与えるもの。自分の夢をかなえる力を持たない人は他人に夢を与えられない。いい外国映画を見た。じゃあカメラマンを日本に呼んで一緒に撮ろう――。そういう発想は日本にまず、ない。あるものの中から消去法で決めていくやり方を、自分で崩さなきゃいけないと思った。この映画を見た次の世代の人たちは「本当に欲しいものなら交渉してみよう」と考えるでしょう。
才能ある人間が行動すれば何かが手に入る。本当はそううまくはいかないけど、まれに実現してしまう人がいる。それがクエンティン。「レザボア・ドッグス」の製作費は、親類から金を集めれば誰でも撮れる程度。でも絶対に撮れない。あの作品は映画人みんなに突きつけた。「環境じゃなくてあなたの問題だ」と。
人間はセックスがもとで生まれてくるわけだし、バイオレンスも人間の性(さが)。それを無いことにして弱さとか優しさで観客を泣かせる方が、よっぽど「暴力的」な映画を見ている気分になってくる。


ということです。あの顔を想像しながら読むと若干暑苦しいですが、個人的には、頷くばかりでっす。
う~ん。
「親類から借りる」かぁ~。貸してくれっかなぁ。

う~ん。とりあえず、シナリオ書こっと・・・。

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