この方の作品は、まぁ、読んだことはないんですが。
「キュア」という作品が、がんをテーマにしたものなんだそうで。
で、この作品を書くきっかけになったという、あるがん患者さんの言葉。
文学は、がんを装置として消費している。
いや、重い言葉だなぁ、と。
文学だけに限りませんもんねぇ。
むしろ、“消費”ということで言えば、映画の方が、よりその度合いは強いワケで。
もちろん、「がん」に限らず、「死」とか、そういうもの全てを装置として消費してしまってるワケですけどね。次々に。
まぁ、描くのをやめろという言うつもりは毛頭ありませんが、少なくとも、“自覚”は必要だよな、と。
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