2008年9月19日金曜日

「ブローン・アウェイ」を観る

午後のロードショーで、「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」を観る。


な、なんつっても、敵役がトミー・リー・ジョーンズですからね。


もう、10年以上前の作品ですかねぇ。
特に改めて感想として書くほどのアレは、正直、ないんですが、とにかく、トミー・リーの悪役のハマりっぷりが、タマらんですな。ホントに。


ここにも何度か書いてますが、こういう、“悪の権化”っていうキャラクターって、好きなんスよ。
えぇ。


「絶対的な悪」っていう存在を、物語においても描きにくくなってますけど、だからこそ、という意味で。
“悪”が絶対的であればこそ、それに対峙する人間の“脆さ”とか、もちろん“美しさ”とか、そして“苦しみ”とかを輝かせることが出来るワケで。


ま、ドラマツルギーとしては、古いスタイルなのかもしれませんけどね。



うん。


IRAだとか、アメリカ・東海岸(ニューイングランド地方)にあるアイルランド系のコミュニティの存在とか、そういうのも色々踏まえたうえで、という作品なんでしょうけど、しかし、トミー・リーの存在感あっての、という企画でもあったハズです。


ジャック・ニコルソンよりも、ヒールとしては、トミー・リー・ジョーンズかな。俺としては。



あ、それから、主人公のカウンターとして、「黒い鶴瓶」こと、フォレスト・ウィテカーが出てます。スゲェ若いですけど。
フォレスト・ウィテカーの独特の存在感も、いま観たらちょっと面白いかも。


ま、そんな作品でした。

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