2008年11月6日木曜日

「バイオハザード」を観る

ミラ・ジョボビッチ主演の「バイオハザード」を観る。
この間読んだ、大塚英志さんの「ストーリーメーカー」で紹介されていたので、勉強がてら、観てみました。


ちなみに、大塚英志さんの本では、こんな感じ。

言うまでもなく原作はコンピューターゲームであり、映画としての水準は映画史に残るか否かといったものではありません。しかし、ゲームが原作であるが故に、かなりシステマティックにストーリー開発が行われたのではないかと推察されます。
分析してみる限り、キャンベル/ホグラーの(物語論)かなり身も蓋もない援用のように思え、メッセージをすっぽりと欠いた「物語」だけがそこにある印象を持ちます。
もっともぼくは、中途半端に何かポリティカルなメッセージを「物語」に背負わせるよりは、構造しかない空洞の物語の方に好意をもちます。
映画『バイオハザード』はその意味で「物語の構造」にのみ忠実な作品なのです。


というワケで、まぁ、「物語の構造」論的に言えば、という作品でした。
「行って帰る」「賢者・贈与者」「使者・依頼者」「敵対者」「偽の主人公」「主人公のシャドウ」などなど。

勉強になるな、ということで。




で。作品自体の感想も、一応。
まぁ、ミラ・ジョボビッチが、とにかくキレイですよね。ホントに。
それに尽きる、という感じで。美しいっス。
脚キレイだし。

演技はイモみたいに感じちゃうけど。でも、そんなこと、この作品に関しては関係ないワケで。
ミラが闘いまくってれば、それでいいんですからね。


あと、音楽が良かった。効果音も含めて、すごい効果的で。
原作のゲームは、俺は全く触れたことがないんで、分からないんだけど、ひょっとしたら、関係してるのかもしれませんね。

音楽は、トレンド的に言えば、全然最先端じゃなくって、良くないんだけど、演出としては、もの凄い効果的なサウンドでしたね。
これはグッド。良かったです。


ということで、まぁ、続編があるんですが、別にって感じスかね。「ストーリーメーカー」と併せてどうぞ、という感じです。


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